線維筋痛症って、どんな感じ?

 

てとです。

 

今日も痛いです。

朝から、肘と足の付け根の痛み。

朝食の支度をしてると昨日から帰省してる息子が

起きて来た。

早起き?

仕事に行く時間に、起きる癖がついたと言ってます。

家に居る時は、起こしても起きなくて喧嘩になった。

一人になると変わるものなんですね。

 

味噌汁を作ってくれると息子が言いだして。

冷蔵庫を覗き込んで、ある物で作ってくれました。

料理好きではありましたが、一緒に台所に立つとは。

 

息子が味噌汁を作りながら。

線維筋痛症って、どんな感じなの?」って、聞いて来た。

 

どんな感じ?

私は、聞かれて直ぐには答えられず。

椅子に座って、息子の作業する所を見ながら・・・

「なんかんね、前向きには居られない痛み。毎日が痛いって

辛いなあ~って、悲しくなる感じ」と、答えた。

 

息子は、どんな風に痛むのかを聞いた。

でも、私は痛みをどう思うかを答えた。

 

息子の聞きたい事は、分かってた。

 

ただ、どんな痛みかを説明するのはこの病気の1番難しい事。

1~10段階で、今の痛みは何番?と、病院では聞かれます。

その聞かれ方にも、未だに違和感もあるし。

50年近く生きて来て、感じた事のない痛みとでも言ったら

分かってくれるのだろうか?

 

痛みは自分で感じて自分で逃すしかない。

痛みに対して自分んがどう感じるかは伝える事は出来るけど

、どんな痛みかは上手く言えない。

始めの頃は、伝わらない痛みを誰かに分かって欲しくて

居たけれど。

痛みを分かって貰えても、自分自身で逃す事しか出来ないし。

大事なのは、私がどんな風に感じてて痛みと向き合ってるか。

それを、周りの人に知っていて欲しい。

 

私が間違って居たら、その時は助けて欲しい。

息子には、そんな風に話しました。

「お母さんが、自棄になってたら助けてくれたら良いよ」と。

息子は、「そうだな」と。

 

離れて暮らす、娘や息子。

それぞれが、心配をしてくれている。

そんな想いが私を前向きにしてくれる。

その想いを私は、大切にしなければならない。

 

 

「助けて・・・」なんて、子供に言って良いのか?

重荷にしかならないかも知れない。

だけど、親も人間。

老いて行く。

 

私が不幸だと思ったら、子供達も不幸だと思ってしまうかも。

だから、不幸だとは思わない事にします。

 

不幸じゃ無くて、不運。

不運なだけで、不幸じゃ無い。

同じ意味と感じるかどうかは自分次第。

まだ、私の人生には幸運が待ってるかも知れない。

 

 

息子の一言が、私の想いを奮い立たせて貰った。

誰かの為に頑張る事は、今の私には大切な事。

 

息子のお味噌汁、美味しかった。

 

 

有り難う御座いました。